習い事で「動詞を見つける」
何故習い事を?
こんにちは!ALiTAS MUSICの森谷です。
本日は小中学生の「習い事」について、私なりの考えを書いていきたいと思います。
私が幼少期〜小中学生の頃に比べて、習い事に沢山通っている子供達が多くなった印象があります。地域差はあるかと思いますが、毎日の習い事で疲れている生徒さんを担当する事も少なくありません。
我々の場合は音楽スクールなので「楽器がうまくなりたい!」や「音楽を作りたい!」と考えの元に申し込みを頂いていると思いますが、「習い事」から他に学べる事は何なのだろう?と日々考えています。
個人の体型や環境に合わせて機材や楽器をピックアップすれば、そこまで楽器に興味無いキッズでもギターの場合は半年程で曲が弾けるようになりますし、今となっては作曲をする小学生も在籍されています。
柔軟性を身につけていくフェーズに移行すれば更に上達が見込めます。
では、その他に我々が提案出来る事はなんなのだろう?...
動詞を見つける
前置きが長くなりましたが、習い事をしていく上で保護者の皆様に意識して頂きたいポイントとして「動詞を見つける」というのをオススメしています。
可能であればこの「動詞」は複数の習い事や日々の生活の中で統計を取る事が重要です。
習い事を沢山始めたが、すぐ飽きてしまう...という悩みをお持ちの保護者の方は、飽きてしまっても「動詞」が見つかれば上出来だと思います。
注意したいのは「サッカーが好き」は「名詞」が好きなだけであって、「動詞」は「動作」に関わる事なので注意しましょう。
動詞の例①:ユニフォームのデザインを考えるのが好き
スポーツの試合で「あのチームのユニフォームカッコ良いね!」なんていう一言からお子さんにアプローチする形でも良いかもしれません。「僕だったら青が良い」なんて言ったら耳を傾けましょう。
私だったらiPadとペンシルを購入して色々書かせてみます。デジタルコンテンツの販売なんて出来たらポテンシャルが高くなるかもしれませんね。
動詞の例②:お弁当を作るのが好きor内容を考えるのが好き
手前味噌で恐縮ですが、私はお弁当を作るのが好きです。いつか海外で「天ぷら屋」か「寿司屋」をやりたいなぁ〜とぼんやり考えています。幼少期に自宅以外で調理の場を経験したら、違う道があったかもしれません。
そんなキッズには即刻飲食店やスイーツショップの職場体験を設けたいですね。難しいようでしたら私が代行してお願いしてみます。
動詞の例③:チーム戦略を考えるのが好き
あくまで例としてピックアップしましたが、小学生で「戦略」なんて言葉が飛び出してきたら「天才」かもしれません。
私だったらデータを取る事に挑戦させます。マーケティングや管理系の仕事が得意な大人になるかもしれません。
「動詞」が輝く時
今後は「遊びのような仕事」にもっと注目される時代になると考えています。得意な事や好きな事を磨くには「動詞」の発掘が欠かせません!
この「動詞」が役立つ時期としては、就職活動における企業選びや職種を選定する際に活用できると考えられます。もちろん企業勤めに限った話ではありません。
情報過多な傾向にある「Z世代」は選択の際に悩みすぎる傾向にあるので、今後「動詞」を見つける事を意識して取り掛かりましょう!